ひのきのぼうの沼日記

そう、人生は沼だらけ

レ・ミゼラブル

映画のレミゼを見ました。
今更ですが、ようやく見ました。

ブルーレイをレンタルしたのですが、「あー公開中に大きなスクリーンで見たかったな」というのがまず第一に。
しかしミュージカルであそこまでの地位を築いた作品をスクリーンに落とし込むというのはかなりのチャレンジだったと思います。
生には生の迫力っていうのがありますしね。
でも舞台では表現できない風景描写やリアルな演技が詰め込まれていて映像にする価値はあったと鑑賞後はスタッフに惜しみない拍手を送りたくなりました。
なにより歌声がいい!
舞台とは違う映像には映像の歌声。
キャストの鬼気迫る表情と歌に呑みこまれました。
録音スタッフが本当に素晴らしいです。
たしかにこれは吹き替え版作れない…と思いました。

ストーリーは『あぁ、無情…』だけあってまぁ無情なお話ですよね。
結果幸せになったのってコゼットだけな気がするし…
これミュージカルじゃなかったら、たぶん見終わった後気が重くなって終わってたと思います。
世界で読まれている名作ですけど、これをミュージカルにして壮大な音楽を作った人は天才だと思う。
音楽のおかげで無情さだけでなく、勇ましさや燃え上がった命の炎がわかりやすく入ってきてくれるので。

二時間半が短く感じました。





~どうでもいいメモ~
ベルばらファンの自分としてはやっぱり貴族たちに思いをはせてしまったりもするのです。