虎者2020の配信を見た。想像を超えてきた。
虎者2020の配信を見ました。
youtubeも見てる、少年倶楽部も見てる、映像でだけどジュニアの8.8祭と単独ライブ「ENTER1234567」は見ている私の、Travis Japanへの印象は『踊れる子たち』。
演技やコンサートでない舞台でのパフォーマンスは初めて見ました。
結果、色んな意味で予想を裏切られ、想像を超えてきました!
①ストーリーが予想外過ぎた
Namidaの結晶のMVのイメージで臨んだので、しょっぱなのハセジュンに驚く(これは皆さんいつか舞台を見てください)。
推しではないが、びっくりしすぎて終始、「ハセジュン!!?……ハセジュン???……ハセジュンNNN!…(showtime)ハセジュン!!!」だった。
話がそれた。
最大の驚きは、トラジャって7人兄弟なの!?
忍者×トランポリン×Namidaの結晶ってことぐらいしか予備知識のない状態で臨んだので「真田十勇士みたいな感じかなー」と思っていたのですが、まさかの兄弟。
松松双子設定とかだったらおもしろいなーとか思ってたけど、まさかの全員兄弟!
あとまさかの銀河。
タッキー!聞いてないよ!
②Travis Japanの裸一貫さが想像を超える
踊れる子たちだし、トラジャの武器を生かした舞台になるとは思っていたのですが、正直ここまで裸一貫でぶつかってくるとは想像していませんでした。
舞台装置がとてもシンプル。
コロナ禍での結果か、「こいつら動けるんで!」っていう自信の表れかわかりませんが、とにかくトラジャの体技に目が行く。
配信で見たので焦点は先方の誘導にはなったけど、多分生でもあのシンプルさは舞台機構の観察で視線がそれたりしない、演者にとっては逃げ道がないデザインだと思います。
そこでの7人のパフォーマンスが素晴らしい。
とくに想像を超えてきたのが、宮近海斗さん。
歌番組やコンサートとは表情が別人!
舞台ver.スイッチが入った彼はいつもよりオーラの切れ味が鋭く感じました。
コンサートでの彼は、センター然としていながらも絶対全員の手を離さない丸みを感じるのですが、
今日の彼、特に冒頭なんかは怖いくらいで、周りが気を抜いたら置いていきかねない覇気を感じました。
今まで他グループのセンターと比べて宮近さんって「俺がセンターです!」感が少ないと思っていたのですが、宮近さんがセンターにいる理由って「圧倒的センターだから」なんだなと納得させられました。
本当に今までこんな顔を持っているとは知らなかったので驚きました。
そしてもう一人、松田元太さん。
歌声がいい!
良い声を十分に生かし切れている歌唱力も素晴らしい!
配信ライブでも良い声だとは思っていましたが、じっくり聞いてさらに上手いなぁと感心した次第です。
あとひとつ発見したこと。
いつもコンサートとかで川島如恵留さんのパフォーマンス見るたびに「彼の後ろには帝国劇場が見える…(褒めてます)」と思っていたのですが、
今日、舞台に立っている彼を見たらちゃんと新橋演舞場仕様なんですよね。
私は今まで、彼がミュージカル出身だからコンサートでも帝国劇場オーラがにじみ出てきているのかと思っていましたが、
きっと彼は、意図して「Travis Japanの川島如恵留=帝国劇場オーラ」を演出していたんでしょうね。
自己プロデュースがすごいです。
③IMPACTorsの出番が想像以上に多い
最近グループ名がついたIMPACTorsのうち5人が虎者に参加しています。
実は滝沢歌舞伎ZEROで佐藤新さんの「牛若!(顔バン!)」を見て、応援していたグループでもあるので素直に嬉しいんですが、とにかくめっちゃ出る。
(Travis Japan様、トラジャファンの皆さん、ありがとうございます!)
役柄的に虎者が7人兄弟っていうのもあって、特に単独行動の佐藤新さんがめっちゃ目立ちます。準主役です。
個人的には「牛若!(顔バン!)」のイメージが強いので、こういう演技も出来るんだな~とかわいらしい顔面とのギャップに驚きました。
あとIMPACTorsでもう一人語っておきたいのが影山拓也さん。
滝沢歌舞伎ZEROで安定感は存じていたのですが、やっぱり佇まいが良い。
役者に大切な「顔良し・声良し・姿良し」の条件の顔と声はジャニーズは備えている子多いですけど、舞台上での姿が決まる子は少ないですけど、彼は姿もいい。
多分、彼はグループ結成がなかったとしても、ひとりでも外部の舞台で十分やっていける人材だと思います。
そんな彼がグループに入ってデビューを目指す。いいですね。
こういう子、いままであんまりいなかったんじゃないかな…
ただこれからアイドルとアクターの両輪で行けるのか、グループ名にもあるアクター成分多めになるのかは、IMPACTorsとファン次第。
彼らが進みたい道を応援しています。
虎者は2年目。
まだ生まれたばかりです。
だからこの舞台の今後が楽しみでなりません。
Travis Japanが大きくなれば舞台機構もさらに凝ったものに、パフォーマンスも過酷に進化していくことでしょう。
しかしどんなに大掛かりなものが来ても、繊細なものが来ても、今裸一貫で勝負できているトラジャならこなせると確信できた舞台でした。
せっかくこうやってご縁があって2年目の虎者が見れたので、
3年、4年…10年と虎者の進化を見たいと思わせてくれました。