ひのきのぼうの沼日記

そう、人生は沼だらけ

のぼうの城

映画の感想ブログと化したこのブログ。
堪忍してください。

この前テレビでやってた『のぼうの城』を録画しといたので、やっと見ました。
和田竜さんの作品はどれも読んだことがなく、どんなお話を書くんだろうと興味津々で見始めました。

これはハマりますわ!

本屋大賞を取った『村上海賊の娘』について、キャラクターが魅力的という話をちょこちょこ聞いてましたが、この作品も然り。
どのキャラクターも魅力的で、のめりこみました。

また、のぼう様演じる野村萬斎さんが格別。
飄々とした仕草も、敵将と渡り合う凛々しさも、全てが素敵でしたが、なにより腹の中を探らせない感じが素晴らしい!
甲斐姫に対する思いも視聴者側に委ねているようにとれるので、色々と想像が膨らみます。
田楽踊りも、画面越しに普通に楽しんでしまいました。

石田光成軍勢も面白いですね。
脇に山田孝之さんが配置されている豪華さ。
光成役の上地雄輔さんも最初上地さんとは気づかないほどピッタリでした。

個人的にエンディングで、現在の忍城周辺の様子を見せてくれたのもよかったです。
時代の移り変わりに思いをはせながら、この物語は実話なんだよなということを実感することができました。



洋画も良いけど、やっぱり日本映画いいですね。
あと和田竜さんの他の作品、村上海賊の娘も読んでみたくなりました。