ひのきのぼうの沼日記

そう、人生は沼だらけ

舞台 真田十勇士

新国立劇場に舞台『真田十勇士』を見に行ってきました。
1FS席でしたが端の方だと見切れます。
舞台に奥行きがあるのでしかたないのですが、後ろの方でも舞台正面をお勧めします。

個人的には堤監督の舞台は昔キバコの会の旗揚げ公演を見に行って以来。
超久しぶりでしたが、やっぱり映像畑の方だけあってエンタメ色が濃い。
そして商業的にたくましさを感じました。
ロビーからすでにたくましい(´∀`*)
パンフレット・グッズのバリエーション、価格設定も、やっぱり商業的に良く考えられているなって。
いい意味で。
個人的に「商業的に成功する気がない舞台はただの自己満足じゃん」って思っている節はあるので、こういうたくましさは嫌いじゃないし、そうあるべきだと思っています。

舞台の中身は面白かったです。
殺陣もすごかったし、元AKBの麻里子様も頑張ってましたよ。
個人的には勘九郎さんの殺陣がやっぱり好きです。
ワイヤーとかついてないのにジャンプしてからの滞空時間がおかしいし、殺陣のリズムや重みが変幻自在。
勘九郎さん自身の身体能力も、歌舞伎のポテンシャルのすごさも感じることが出来ました。

あと由利鎌之助役の丸山淳史さんって方、初めて知りました。
彼、いいっすね!

映画も見に行きたいとは思っていますが、舞台は生もの。
決して映画ではできない小ネタ満載で舞台の醍醐味が詰まっています。
映画と合わせて見たら面白いと思いますよ。
ただ昼に観劇して、その夜大河で『真田丸』を見ると、変な気分になります。