映画『バケモノの子』を見てきました。
父親の存在について考えさせられました。
前作のおおかみこどもは母親の物語だったので同性の身としてはすんなり入れた部分もあるのですが、今作は父親の物語。
父親の記憶がほとんどない自分にとっては想像の域を出ないですが、父親の思考・気持ちに少しふれられた気がします。
時かけは前向きながらも、かなり切ないラスト。
おおかみこどもも前向きながらも、なんとも切ない旅立ち。
それに比べるとバケモノの子はハッピーエンドだった気がします。
『バケモノのトップになれば神様になれる権利を手に入れられる』っていう設定のおかげで、熊鉄の選択が死とかマイナスのものではなくなっているので。
これから九太と熊鉄はずっと一緒だと考えるとよかったなと思います。
あと、演じられていた俳優さんがみんな良い。
特に広瀬すずさんはめっちゃ声が透き通っていて芯を感じる声で、今後も色んな作品で声を聴きたいと思いました。
みんなかわいい。
みんないい。