ひのきのぼうの沼日記

そう、人生は沼だらけ

ニューイヤーズ・イブ

久々に映画を借りました。

『ニューイヤーズ・イブ』

2011年の大晦日のニューヨークを描いた作品です。

いろんな人々の大晦日が出てきます。
仕事や恋人や家族模様に悲喜交々…
そんな人と人とのつながりが美しく、楽しい作品。

見ていくうちに「この人とこの人が過去につながってたのね!」とか「うっそ!家族だったん!?」とか驚くことも多く、人間関係を把握した今、もう一回見返したいと思いました。

個人的にジーンと来たのが、余命幾ばくもない元戦場カメラマンの老人をお世話をする看護師。
なんで、大晦日にこんなに親身に老人のそばにいるんだろう…と不思議でした。
でも、最後の最後に「彼女の夫は実は戦場へ派遣されている兵士で、彼女はテレビ電話越しにハッピーニューイヤーを迎えるのだった」ってわかって、なるほどと!
こんな境遇の繋がりもあるんだなと、切なくなりました。

あとね、会社に身を捧げてきたおばさんが、大晦日の一日で2011年にやろうと計画していたことを全て行動に移すってのが、見ていて楽しい。
そして、幸せ感が見ているこっちにまで伝染してきました。


2時間通して、幸せにあふれた映画でした。
自分は大晦日って1年の終わりで切なさが先行しちゃうんですが、ニューヨークのお祭り騒ぎ、誰かと迎える大晦日がうらやましく感じます。

もう一度見よう。



あと、吹き替えもいいですよ。
個人的に、この吹き替えはめっちゃ好きっす。