ひのきのぼうの沼日記

そう、人生は沼だらけ

八月納涼歌舞伎 勢獅子

さてさて第三部一本目の『勢獅子』見させていただきました。

江戸の祭りの華やかさ・賑やかさが伝わってくる演目です。
目にも耳にも鮮やかな一幕を楽しめます。

一門総出演というとにかく豪華な時間で、豪華すぎてどこを見て良いやら迷うという贅沢な悩みが出てくるほど。
端から端までずらりと勢揃いされたらオペラグラスじゃ追いきれません。
松竹さん、来月プロマイドを発売するときは全員勢揃い時のワイドサイズプロマイドを発売してください!

やはり勢揃いということで、親子二代共演というのが見処のひとつですね。
三津五郎さん巳之助さん親子とか、扇雀さん虎之介くん親子とか、橋之助さんと国生くんもいましたね。
そうそう、さすが彌十郎さんと新悟さんは揃って背が高いからバランスが良いですね。
福助さん加わってほしかったなぁ(待ってます!

子世代の奮闘が目立ちます。
まだまだこれからの皆さんの姿を見られる幸せ。
これから成長していく姿が見られるんだから。
虎之介くんとかめっちゃ細いですよ。
まだ身体の芯が細いので、なんというか可愛らしい( *´艸`)
子世代は表情もまだ柔らかい子が多いです。
それもまたツボですが(^^)d

親世代は粋の中にも安定感のある踊りを見せてくれます。
素晴らしいです。
三津五郎さんも元気になられて何よりです。
橋之助さんとの鳶頭コンビは、かっこいいし品があります。

さて、今回の勢獅子で私が勝手に選ぶベストプレイヤーは勘九郎さんと巳之助さんです。

すごい!
キレがすごい!
二人で獅子舞の中に入って踊ったり、ひょっとこ被って踊ったり、大活躍。

勘九郎さんの身体機能は本当に唖然とします。
身体の使い方が群を抜いて上手いです。
一年ぐらい前でしょうか、三津五郎さんとの『棒しばり』を見に行ったとき、踊りの名手である三津五郎さんと渡り合っている姿を見て度肝を抜かれたことを思い出しました。
ひょっとこを被ってからの滑稽な仕草。
首ひとつの動かし方をとっても上手いとわかります。

またその勘九郎さんと組んだ巳之助さんも運動神経良いのがわかります。
獅子舞での足の捌き方の躍動感を感じます。
獅子舞の前足のジャンプ力さすがです。
この身体のバネがあれば、これからもっともっと踊りが達者になりますね!
坂東流の御曹司としてもこれから期待しています。
あまりにすごかったから「巳之助さんって50m何秒台で走るのかな?」と考えますね。






夕涼みに皆さんも江戸の祭りを是非御堪能ください。





どーでもいいメモ↓

松竹さん。
本当に。
ワイドサイズポラロイドお願いします。