ひのきのぼうの沼日記

そう、人生は沼だらけ

Kis-My-Ft2 北山さんの時代が来ると思う

金スマKis-My-Ft2の10周年特集を見てからずっと考えていることがある。

 

これからキスマイ北山さんの時代来るのではないかということだ。

 

あの金スマ2時間特番は、キスマイかるーく知ってる勢の私もHDDから消さずに保存するぐらいに面白く感動した。

私の中でのキスマイのイメージの変遷は、

ローラースケート→濱口さんとせんべい食べてる→キスマイブサイク→舞祭組→俳句やドラマやアニメで活躍している…といったところ。あとはときどき歌番組で拝見したり。

そうそう、後輩がカバーしていて大抵「かっこいいな、いい曲だな」って思う曲が、キスマイ先輩がご本家だったりすること多々あり。

そんな感じのキスマイかるーく知ってる勢の私が、金スマを見ていて一番衝撃を受けたのが北山さんのコメントだった。

思わずTwitterでも呟いたぐらいだ。

 

 

本当に北山さんのコメントはキスマイの状況を俯瞰で的確にとらえていて、「スポーツチームの監督ですか?」「プレイングマネージャーですか?」というものばかり。

「この人、絶対に表で語っている以上に、何パターンも策を練っているに違いない」と想像して震えた。

芸能人というより社会人として優秀な方だというのはあの短時間でも十分に伝わってきた。

 

しかし一方で、とっても失礼な話なのだが、

北山さんが語るキスマイ像は十分に伝わったのだが、北山さん自身のキャラクターや立ち位置がわからないと思ってしまった。

 

北山さん自身はどんな芸能人になりたいのだろうか?

キスマイではなく北山宏光としてどんなポジションに行きたいのだろうか?

 

勿論パフォーマンス面では前列で、最近はドラマの主演もやってるし、MCも出来て、リーダーなのかな?…まとめ役ということはわかる。

でも例えば【宮田ニキ=アニメ】【横尾師匠=俳句】【玉森さん=ドラマ】みたいな名刺が北山さんには足りないのではと思った。いや名刺はあるのかもしれないが、申し訳ないことに私には届いていない。

 

モヤモヤする。

 

何故モヤモヤするかって、

これってすごいもったいない状況だと思うから。

 

キスマイが意識的に序列を構成しスターを作りながら売っていくグループであるのなら、

私は金スマの2時間を見て、次に前に押し出し売れるべきなのは北山さんだと思った。

あのディレクター目線をグループ内だけで活かすというのはいくら何でも勿体ないし、あれは芸能人として武器にしていくべきだし、名刺になり得る能力だ。

ジャニーズで戦略家といえばSMAPの中居さんで、その武勇伝は先輩後輩・その他芸人さん等からも語られるぐらいの手腕であるけれど、中居さんの場合は隠す美学を貫いていらっしゃるようなので、北山さんはその能力を表に言葉にしていったらいい。

 

そんなわけで、私は声を大にして提案したい。

 

テレビ各局の皆様。

北山さんのあの能力を活かせるバラエティ番組を作りませんか。

 

私は勝手に今は【戦略・戦術ブーム】だと思っている。

企業戦略を特集した番組も興味深いものが多いし、一昔前より芸能人が自分の生存戦略についてトークしている様子も聞くようになったし、例えば『あざとくて何が悪いの?』なんてその先鋒だと思っている。

この戦略ブームに北山さんはうまく乗れる逸材なのではないだろうか。

 

例えば企業やサークルの戦略戦術についてウォッチングし分析・提案をする番組なんてどうだろう。(個人だと『あざとくて~』があるので)

TBSなら『がっちりマンデー』の前後、テレ東なら『ガイアの夜明け』等のうしろの時間。

スタジオには3人ぐらいで、北山さんの他にはそうだな…

若槻千夏さん(分析力◎・プロデューサー目線◎・働くママ目線◎)

松丸亮吾さん(20代代表・頭脳学歴◎・経営者目線◎)

なんてどうだろう。

いっそのことマネーの虎のようなリアリティ番組でも面白いかもしれない。

 

北山さんは経営・経済的なところとも相性がいい気がするので、きっと自身の実にもなるし、またそこからアウトプットしていくこともできるだろう。

一昔前なら表に出すことを毛嫌いされていた風潮もあるけれど、今は時代に求められる能力だと思う。

それこそ、いつやるの?今でしょ!だ。

 

私はTwitterに「キスマイのこれからの10年が楽しみ」と書いたが、それはこれからも今の状態がまた10年続くのが楽しみと言っているわけではない。

今までの10年で「宮田さんってアニメ好きなんだ」「玉森さんって演技上手いんだな」と驚いたみたいに、

これからの10年でまたメンバーから新しいブースターが誕生して、

「えっまだこんな爪隠し持ってたのか!」と驚くことが楽しみなのだ。

その次なるブースターに北山さんが是非なってほしいと思う。